塾と家庭教師の変遷

集団指導塾の実態

集団指導塾というと、「個人のレベルに合った指導が受けられない」というイメージがないでしょうか。
確かに、きめ細やかな個人指導となると行き届かない部分もあるかもしれませんが、実際生徒の学習内容の習得度と大きくかけ離れた授業というのはなされていないのです。

集団指導塾をビジネスとしている塾側も、趣向を凝らした指導方針を打ち立てています。
例えば、クラス分けのテストを実施し、獲得点数によって生徒を分け、それぞれのクラス内で教え方やかみ砕き方を工夫していく、というもの。
さらに通常授業のほかに、目的別の特別授業なんかも行われています。
例えば中学受験の場合、どこどこ中学受験対策授業というような特別クラスを設け、生徒を集める、というもの。

ビジネス的な視点からすると集団指導が最も効率的であるという事は明らかですよね。
集団指導で満足度が高ければ、最も優れたビジネスモデルが確立できると言ってもおかしくないでしょう。

個別指導塾の実態

次に個別指導塾の実態についてです。
個別指導塾はやはり講師の人数確保が必須ですから、集団塾で多くの場合教えているプロの塾講師とは違い、大学生のアルバイトなどが目立ちます。
しかし逆にそれが良い面もあるのも確か。

まず生徒との年齢が近いので、より生徒に寄り添った学習指導が実現できています。
生徒自身も講師に心を開きやすく、それによって理解度も大幅に向上するという場面は毎日目にすることができます。

また一人ひとりに合った指導ができること、そして何より塾会社という母体があるが故、カリキュラムや教材もしっかりしている場合が多いです。
もちろん生徒の希望に沿った指導が行われますので必ずしも塾が採用している教材を使わなければならないというわけではありません。
しかし「どうやって勉強したらいいかわからない」と言うような耳なじみの声に対してはしっかり対応できる塾独自の指導方針や教材が取り揃えられているのです。


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